12月22日、木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の第10話が放送された。作中での一幕が、まるで『スラムダンク』だと話題になっている。

第10話では、3年前の日仏首脳会議のアレルギー食材混入事件の真相が、祥平(Kis-My-Ft2・玉森裕太)のミスだったと公に発表される。祥平は働いていたレストランを去り、料理人を辞めようとしたところ、尾花(木村拓哉)から「グランメゾンに来い」と誘われるのだった。
3年前に続き、再び尾花たちに迷惑をかけることになってしまうと断る祥平だが、尾花は「料理人だったら料理で返せよ」と一喝する。
しかし祥平が必死で作り出した料理は、フーディーのリンダ(冨永愛)をうならせるまでにはいかなかった。「もう俺にはどうすることもできないんですよ」と苦悩する祥平に、尾花は「俺達全員の力を合わせれば今のリンダだって落とせんだよ」と語り掛ける。
自分をチームの一員と認めてくれた尾花に、祥平は「俺は、この店に入りたいです。グランメゾン東京で、尾花さんやみんなと、一緒に料理を作りたいです!」と泣きながら吐露するのだった。
ついに祥平が正真正銘の仲間となったこの感動的なシーンには、
「やっとやっとやっと言えたね」
「本当の気持ちを言えて良かった、、泣ける」
「玉森くんの演技よかったぁ… 祥平くんの涙が綺麗でつられて泣きそうに」
など、もらい泣きする視聴者も多かったようだ。しかしその一方で、
「なんだかスラムダンクの三井を思い出した」
「グランメゾン東京、一瞬スラムダンクの名シーン入らなかった????」
「今週のグランメゾンはスラムダンクだった…」
「今週はまじでスラムダンク…安西先生バスケがしたいですやん…」
といった声が。漫画『スラムダンク』の名シーンである、三井寿の「安西先生…!! バスケがしたいです……」と思い出す人が多かったようだ。
「これまで『グランメゾン東京』は、仲間が徐々に加わっていく様子が、漫画『ONE PIECE(ワンピース)』っぽいと言われていました。しかしここにきて、スラムダンクらしさも取り入れるとは…」(芸能記者)
王道展開が大好評を博している『グランメゾン東京』。週刊少年ジャンプとの相性は、確かに良さそうだ。

コメント