『サザエさん』に政治的圧力? オープニングの変化が話題に…

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この記事は2015年のものです。

2015年10月から母親・磯野フネの声が二代目に代わったアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)。ご存知、2014年に放送開始45年を迎えた国民的番組だが、代わったのはフネだけではない。オープニングのふるさと紹介も富山県から宮崎県になったのだ。

「『サザエさん』のオープニングは2001年からそれまでの東北や九州といった地方単位での括りをやめて、1県を半年放送するという形になりました。ですから年間を通しては3県しか“出演” (4月と10月改編)できない激戦区で、宮崎県はもちろん初登場。それだけに宮崎のブランド力アップが期待されています」(レジャーライター)

オープニングの放送時間は約70秒。1カ所5秒としても、その県の自然、文化財、グルメなどを含めたベスト10という意味合いも強いが、

「実は、制作費は自治体側が負担しているんです。ゴールデンタイムの70秒という時間は自治体にとっても格好の宣伝になりますしね。しかし、その選定には何かと“政治力”がものをいうといわれています」(同)

今回の宮崎バージョンにもそれはあるようで、宮崎市出身の有名出版社会社役員はこう話す。

「フネも代わり、宮崎も出るというので見たんですが、ちょっとイマイチですかね。宮崎といえば、“太陽と緑の国”を売りにしているのに、映像は都城ばかりですよ」

なるほど、オープニングタイトルでは都城市の『島津発祥まつり』が流され、丸に十字の薩摩藩家紋が映し出されている。その他にも都城島津邸や都城大弓など、全14シーンのうち、7シーンで都城市が紹介されているのだ。

「青島や高千穂など全国的に有名な名所も出ていますけど、あれでは都城のCMみたいですし、オープンニングが“島津”では鹿児島県と混同されかねません。まあ、それだけ宮崎には何もないということなんでしょうかね…」(前出の有名出版社役員)

確かに前回の富山県では、北陸新幹線、前々回の長野県は善光寺と、その県のシンボルがオープンニングを飾っているだけに、宮崎県のケースには違和感が拭えない。

「都城市はもともと薩摩の影響力が強いところですし、前市長は参議院議員に転身しているので、何かと力を入れたんでしょう。前知事の東国原さんも地元ですしね。また、『サザエさん』のオープンニングは3カ月交代の前編・後編となっていて、来年1月からの後編も都城が半数を占めるようです」(地元関係者)

前出の有名出版社役員は「前後編とは知りませんでしたが、宮崎は年が明ければJリーグとプロ野球のキャンプがはじまります。サザエさんがジャイアンツの帽子をかぶっている姿もみたいですね」とリクエスト。

地元を立てるのもいろいろ大変らしい。

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